しっかり船旅をたのしんでもらうのは、何といっても憧れのハワイ航路である。時間のない方はホノルルまでの片道航海で帰りは航空機。時間のある方は、ホノルルからマウイ島、カウアイ島に寄りながら帰る。帰り便は日本へ行くアメリカ人を乗せられるのではないだろうか。やはりこれからのクルーズ船は日本人相手だけでは無理で、積極的に寄港する相手国への宣伝、あるいはアメリカ人に対してPRしないといけない。今や日本人のフランス料理、人的サービスは世界でも評価されているのだから引っ込み思案ではいけない。
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ホノルル航路は少々時間がかかるものの、グアムクルーズより華やかなのである。グアムというのは何となくただ泳ぐだけという感じで、船旅のロマンにとぼしい。グアムに行くのになぜタキシードが要るのだという気になるが、ホノルル航跡なら絶対似合う。その昔、サンフランシスコからホノルルにクルーズした時、ホノルルのホテルで私の乗った「ルーリン号」の船客だった人が夕方、ちゃんとタキシードとイヴニングで夕食をとっていた。彼らにとっては船もホテルも同じ習慣で過ごしていける場所なのだろう。なかなかホノルルのリゾート地にふさわしい光景だった。ホノルルにはそういう華やかな遊びの生きる風土があるように思う。船旅のポスターでも“憧れのハワイ航路”なんてのは若い人たちにも目についてうけると思うよ。