「乗り換え抵抗」感をもたらす主因

2011.12.31

「乗り換え抵抗」感をもたらす主因には、ホームを変わる際に通路を歩いたり階段を上り下りしたりする肉体的な苦痛(?)、異なった鉄道会社間の乗り継ぎで生じるきっぷの買い直しの煩わしさなどがあげられよう。座席指定制の列車同士を乗り継ぐ場合、指定券を何枚も用意しなければならないのも面倒といえる。特急・急行料金や指定席料金を列車ごとに支払わなければならない場合は、乗り換えるごとに懐もだんだんと寂しくなっていく。

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ただ、階段の上り下りは駅のバリアフリー化などで、切符の買い直しは大都市部における各社局共通で使えるICカード乗車券の普及などで、以前に比べれば、大幅な改作をみている。でも、そうはいっても、乗り換えは心理的に、やはりなぜか煩わしい。DNAに、先祖のそういった印象が組み込まれてしまっているのかもしれない。実際のところ、鉄道各事業者は、この乗り換え抵抗の軽減に、近頃、やっきとなっている。アメリカ並みのクルマ社会の到来とそれを優遇する政策の推進などから、そうしなければ生き残れないと考えているのだろう。が、しかし、である。鉄道が陸の王者として君臨し、殿様商売が出来た昔も、それなりの乗り換え抵抗軽減策は講じられていた。まずは、切符を買い直す手間を省く策など、旅客愕業制度面における苦労し工夫を見ていくことにしよう。