子宝に霊験あらたかな神仏は各地に存在

2011.12.31

温泉地にかぎらず、子宝に霊験あらたかな神仏は各地に存在し、現在でも多くの人たちが祈願に訪れている。まして生殖医療もなかった時代には、そうした神仏への信仰はとても篤かったにちがいない。こうした民間信仰は、科学的な根拠を超え、切実な子宝の願いがあったことを私たちに示している。これらの特徴的な信仰以外にも、温泉地では浴場の内外に小さな祠や神仏の像が祀られていることがある。別府温泉郷には、地区ごとに管理さ
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シバ一ム(イエメン)の紹介

2011.12.31

アラビア半島イエメンの砂漠地帯にある高層住宅群を持つシバームは、その姿から「砂漠のマンハッタン」と呼ばれている。日干し煉瓦で作られた高層住宅が約五〇〇棟、周囲ニキロメートルの城壁に囲まれた狭い範囲の中に密集して建てられている。多くの建物は、六階から七階建て。ここには、今も約三五〇〇人が暮らしている。シバームが歴史上に登場するのは、紀元前五世紀頃。シバームは、ラクダを使った交易、その交通の要衝に位置
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「乗り換え抵抗」感をもたらす主因

2011.12.31

「乗り換え抵抗」感をもたらす主因には、ホームを変わる際に通路を歩いたり階段を上り下りしたりする肉体的な苦痛(?)、異なった鉄道会社間の乗り継ぎで生じるきっぷの買い直しの煩わしさなどがあげられよう。座席指定制の列車同士を乗り継ぐ場合、指定券を何枚も用意しなければならないのも面倒といえる。特急・急行料金や指定席料金を列車ごとに支払わなければならない場合は、乗り換えるごとに懐もだんだんと寂しくなっていく
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一日も早い運航再開が望まれる

2011.12.25

運休のあおりで、液晶テレビのパネルの台湾への輸送に支障が生じたともいう。那覇〜宮古〜石垣〜台湾航路のみを維持し、「クルーズフェリー飛龍」もしくは「クルーズフェリー飛龍21」のどちらか一隻による生活航路存続プラン「琉球フェリー」設立や、宮古・石垣と台湾航路を維持する「先島フェリー」プランなどが浮上しているが、二〇〇八年末の時点で再開のめどは立っていない。大航海時代、台湾の島影を見たポルトガル人の船乗
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プールサイドも年齢によって、棲み分けがされている

2011.12.25

プールサイドのデッキチェアに寝ころんでしまえばご象華な船旅を愉しむ気分にはすぐになれる。最近の大型船では、プールが3つもある船は珍しくないが、そこに集る人も違っている。若者向けのプールサイドには、生演奏でうるさいほど音楽が流れ、ときどきショーのようなものや、「胸毛自慢大会」などというゲームなどが繰り広げられる。イタリアの船では、本当に1日中プールサイドで騒ぎまくっている。マイクを持った司会者も、興
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家族旅行のメインはやっぱり子供たち

2011.12.25

家族旅行といえばやっぱり主役は子供たちですよね。うちは男の子二人なので、必然的にアクティブな場所に行きます。山を登ったり、アスレチックをしたり、川で泳いだり、虫を捕まえにいったりと休んでる暇はありません。男の子ばかりの家のお母さんは、体力が必要ですね。それでも食事はお母さんが主役にさせていただきます。海の幸や山の幸をいただいて満足して、温泉なんかもゆっくりつかります。日頃のストレスを洗い流してしま
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巨大な船を楽しもう

2011.12.25

お互いにデッキで手を振りながら、「お前の船はおせえなあ」とか、「船はでかければいいってもんじゃないんだぜ」などと思っているわけだ。クルーズに興味のない人は、船は大きいほうが豪華であると思っているようだが、もちろんそんなことはない。むしろ高級船ほど小さくなって行く。それはサービスの限界というものがあり、細やかなサービスをするなら、200人収容の旅館の宴会場より、10人しか入れない割烹料理店のほうが、
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オーシャン東九フェリー二泊三日のクルーズ(東京〜徳島〜新門司)

2011.12.24

かつては北海道の釧路、和歌山県の那智勝浦、そして四国の高知などとフェリーで結ばれていた日本の首都。それがいまや東京から他県に移動でき、しかも定期的に運航している長距離フェリーはオーシャン東九フェリーだけである。オーシャン東九フェリーはほぼ毎日運航。東京一九時出港→翌日一三時一〇分徳島到着、一四時一〇分出港→三日目五時四〇分新門司到着/新門司一九時出港→翌日九時三〇分徳島到着、一一時三〇分出港→三日
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小田原〜熱海間、トロッコからの発展

2011.12.24

小田原〜熱海間の全線が開通したのは明治二九年(一八九六)のことだが、やはり当時としても輸送力が小さく、あまりに遅い乗り物だったため動力化することになった。小さな蒸気機関車が導入されたのは明治四〇年のことである。社名も豆相人車鉄道から熱海鉄道、その後は大日本軌道という会社と合併して同社の小田原支社となった。機関車を導入するに際して線路幅は七六二ミリに広げられ、あまりに急なカーブや勾配も改められた。『
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スイッチバックと阿蘇のパノラマ

2011.12.24

豊肥本線の話に戻るが、立野を出てスイッチバック区間を行ったり来たりするうちに阿蘇の中岳や根子缶などの中央火口が徐々に見えてきて、いよいよ世界に冠たる阿蘇のカルデラ入りとなる。カルデラに入ってしまうと田んぼの中をほぼ平坦にまっすぐ走るのだが、崖のような外輪山が北側に延々と続き、南側は今も噴煙を上げる中央火口丘の山々である。阿蘇神社の門前町にある宮地駅を過ぎると、今度はカルデラを出なくてはいけないのだ
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酔うためだけに集まる男たち

2011.12.18

仄かな酔いのなかで、パソコンの画面が蘇ってくる。今晩というか、明日の朝4時20分という時刻に、はじめてエアーアラビアに乗る。国番号の問題はどうなるのだろう。その先に待っているエージアンエアーの付加価値税の番号は……。ふと見あげると、壁にヒンドゥー教の神のポスターが貼ってあった。シバの神だろうか。まあ、なんでもいい。きっと、強運がついてくる。そう思うしかなかった。ビールを切りあげ、細い路地に出ると、
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体を横にすることもできなかった

2011.12.18

暇な時間に放り込まれた。クラーク空港からクアラルンプールまで約4時間。航空会社は、セブパシフィック航空からエアアジアに変わったが、システムは怖いほど似ている。飛行機はエアバス320と同一で、シートピッチも狭い。機内では音楽も映画もない。違いといえば、客室乗務員の制服ぐらいのように思えてくる。圧倒的に暇な時間もやはり同じなのだ。機内食を買って食べるぐらいしかすることがない。僕はやはり200円ほどのカ
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空港でビザをとれる国

2011.12.18

ホテルでパソコンに向かった。バンガロールから先の航空券を買わなくてはならない。インドにもLCCがあったが、国内線が主体のようだった。パキスタンにもLCCがあると聞いたが、パキスタンのビザをもっていないので入国できない。今回、僕らがとったのはインドのビザだけである。今回は、ビザのいらない国や、空港でビザをとれる国をLCCで結ばなくてはならない。ある程度の目星はつけていた。アラブ首長国連邦のシャルジャ
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片田舎の風情のあるギリシャ

2011.12.18

ヨーロッパのなかでは、ギリシャは片田舎の風情すらある。実はその空気が好きで、僕は4回もこの国を訪ねている。遺跡はたしかに立派だが、街並みは、T君が口にしたように、かなりしょぼい。そこがギリシャの魅力でもあった。しかしそういえるのは、イギリスやドイツといったヨーロッパを代表する国を知っているからだった。バンガロール(ベンガロール)、シャルジャ、アレキサンドリア、カイロと渡り歩いてくると、はじめてのヨ
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高速通信設備のあるホテル

2011.12.17

便利なのは、客室内からLAN接続出来て、高速通信出来るシステム。無料ならなおいい。最近は、この手のサービスが、どんどん増えて来ている。今、ネット環境が一番整っているのは、チェーン展開しているビジネスホテル。北陸から始まって飛躍を続ける「アパホテル」と、いつの開にか全国を席巻しつつある「東横イン」。「東横イン」の方は早くから、「アパホテル」グループも、この夏を目処に、全客室の高速LAN網を実現すると
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旅館にとってひとり旅の客は効率が悪い

2011.12.17

ひとり旅、何とも魅力的な響きだ。文字通り、ひとりで旅をする。誰にも束縛されず、勝手気ままに動ける。見たいものを見て、食べたいものを食べて、眠りたい時に眠る。全て自由に旅が出来る、なんて素敵なんだろう、と。しかし、いいことばかりではない。ひとり旅ならではの厄介な問題もある。その最たるものが宿。シングルルームのあるようなホテルなら全く問題ないが、二人以上で泊まることを想定して作られた日本旅館にひとりで
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「起きて半畳、寝て一畳」で寝台車の醍醐味を味わう

2011.12.17

京都駅ビル、「伊勢丹」デパ地下の食品売り場で明石「下村商店」の穴子寿司と、ミニボトル入りのお酒を二本、ペットボトルのお茶を買って、列車に乗り込む。七番線、まだまだ通勤客の姿が目立つホームには、鉄道マニア、通称「鉄ちゃん」がカメラを構えている。寝台列車は彼らの羨望の的でもある。カードキーを受け取り、個室に向かう。上段個室に上がり、備え付けの浴衣に着替え、シートを嵌めてベッドを作る。「起きて半畳、寝て
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海外旅行客が見るハドリアヌスの長城

2011.12.11

ローマ帝国は巨大な領土を持っていましたが、これ以上領土を拡張すると守備兵力が足りなくなるため防御に徹する必要が出てきました。そのために作られたのがこのハドリアヌスの長城です。1.6mから1.7mの城壁がただ並んでいるだけですが北方民族は騎兵を主力としていることが多く、進軍を遅らせるには十分の代物でした。この城壁が作られてから、ケルト軍とローマ軍はこの城壁を超えようとせず長らくこう着状態が続き、イン
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新婚旅行に国内旅行を計画

2011.12.11

先月、結婚をしたのですが新婚旅行の計画をまだ立てていなく、予算があまりないので国内旅行に行く事にしました。場所はまだ決めてないのですが、個人的には沖縄かなぁって思っています。独身時代に一度だけ行ったことがあるのですが、あのとても綺麗な海とあの沖縄民謡などの音楽にとても感動した事を今でも覚えています。この感動を主人にも味あわせてあげたいなぁと思っています。実際、独身時代に行ったのは本土の方で、新婚旅
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海外旅行の必需品はなんでしょう?

2011.12.11

今度、初めての海外旅行に行きます。韓流ドラマの影響で、町内の奥様達と、韓国旅行に行くことになりました。大好きなドラマの撮影ロケ現場などをめぐる予定で、今からとっても楽しみです。先日、旅行に必要なものを購入しようと思い、娘に付き合ってもらって、お買い物に行ってきました。娘は、もう何度も海外旅行の経験があるので、どんなものが必要なのか、良くわかっているようです。次々と、必要なものをリストアップして教え
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熊本と長崎のケース

2011.12.11

お隣りの熊本県では、一九八七(昭和六十二)年に西武鉄道が阿蘇と天草にホテルとゴルフ場をバックにした構想を明らかにして以来、大和ハウス工業、共立、大朋建設……などが続々進出、一九八九年末までに七件が進出を決め、その他問い合わせが殺到しているという。中には設計コンサルタントが企業が食いつきそうな土地に、ホテルとゴルフ場を配した青写真を描き、それをリゾート企業に売り込むケースもある。進出企業はいずれもホ
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香港にもマイセンとヘレンドの店がある

2011.12.10

ヨーロッパではマイセンはもはや骨董品そのものであり、どこに行っても陶器売り場よりも、アンティークの店に飾られているからである。しかし、それでも気をつけてショー・ウィンドーを眺めていると、バーデン・バーデンでも、マイセンのかなりの年代物が飾られていたし、ミラノまで来ると、マイセンを専門に扱っている店もあれば、ヘレンドとマイセンを並べて売っている店もあった。さすがはデザインを重んずるイタリアだけあって
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ロンドンではバーバリの向うを張る高級店

2011.12.10

アカスキュータムは、ロンドンでは恐らくバーバリの向うを張る高級店だが、日本ではあまり知られていなかった。またバーバリに比べて品物がよいかどうかはわからないが、コートにしても、カシミアのセーターにしても、バーバリよりは少し高いようである。だから、いつの間にか、アカスキュータム・シリーズが私の洋服ダンスのかなりのスペースを占めるようになったが、ある時、ロンドンのアカスキュータムでちょっと気に入ったタキ
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湯治の役割について

2011.12.10

医学の未発達な時代では、温泉が病気治療のために果たしていた役割は大きかった。古くは「古事記」「日本書紀」「万葉集」などに、温泉を病気治療に用いた話が多く記されている。江戸時代に入ると、湯治としてかなり明らかな記録が残されている。主として昔からの湯治場として利用された温泉地は、有馬(兵庫)、草津(群馬)、伊香保(群馬)、箱根(神奈川)、熱海(静岡)、城崎(兵庫)、白浜(和歌山)、道後(愛媛)、玉造(
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東京には八時十二分に着ける

2011.12.10

新潟県である。新潟県内の駅、バス停、港のなかで、東京駅に午後十一時五十九分までに着くのに最も早く出なければならないのはどこか。JTB時刻表二〇〇九年七月号に掲載されている鉄道、バス、船の平日ダイヤをもとに、あれこれ考えてみた。東京に出るのに飛行機を使わなければならない鹿児島県とは異なり、新潟県内には上越新幹線が走っている。上り東京ゆきの最終は「Maxとき352号」で、新潟発午後九時三十一分、越後湯
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懐かしい再会となった嬉しい国内旅行

2011.12.04

学生時代の友人の結婚式に出席することになりました。式は友人の地元であげるそうです。私が住む場所から友人の地元へ行くには、朝出発するとだいたい夜になった頃に到着するという行程になり、ちょっとした国内旅行です。どの交通手段が一番利用しやすいか検討を始めると、懐かしい友人達から「一緒に行こうよ」と連絡が入り始めました。みんな昔のままの、陽気な声です。「そうだね、一緒に行こう」と話している内に、同行する人
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生きる意味を知っていますか?

2011.12.04

二泊三日程度では躯が旅の肉体になりかかったあたりでお終いということに相成ります。これは切ない。せめて一週間くらいの休みを取る算段をしましょう。だいたいあなたは旅行といいながら、結局はただの家族サービスに励んでいるだけではないですか。あるいは独りで旅立つあと一歩の勇気がもてずに、職場の仲間といったいつもの顔ぶれで、ゴールデンウイークに同じところに行って、同じようなものを食べて、同じようなものを見て…
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武蔵野線本線と千葉方面からの線路が合流する別所信号場へ

2011.12.04

無事に武蔵野線に乗り入れると、まず新小平に停車する。その後は、新秋津、東所沢、新座と意外にも各駅に停まっていく。そのせいか、各駅で乗客が乗ってきて、ゆったりとしていた車内がにわかにざわついてきた。乗車券だけで、特急型車両に乗れるのだから、得した気分になる人も多いのだろう。各駅に停まるといっても、武蔵野線の駅の間隔は案外長いので、それほどまどろっこしい気はしない。北朝霞の次は西浦和であるが、ホームの
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星ばかり眺めていても退屈

2011.12.03

星ばかり眺めていても退屈なので、こんどはロビーに出てビデオ放送を観賞するも、途中からではストーリーがさっぱりわからない。ロビーでは仏頂面をした男が四人、何をするでもなく超然と座っており、ベレー帽をかぶった作家風の四〇歳前後の男などは、そのうち大イビキをかいてうたた寝をしだした。浮世の喧噪を離れ、空虚な時間だけが、ただただひたすら流れていく。青色や赤色の電気機関市の群が、駅構内の照明に浮かびあがり、
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地表に雪が積もっていない

2011.12.03

今年は、やはり暖冬傾向らしい。一月の稚内にしては珍しくも地表に雪が積もっていない。改札口の若い駅員に例の乗車券を示し、記念に持ち帰りたいと申し出ると、無味乾燥な表情で無効印を押した。こういった旅行者が多いのかもしれない。一夜明けると、稚内の町は白い世界に変わっていた。積雪は五センチぐらいだろうか。新雪を踏み締め、稚内駅北側の岸壁に長く横たわる防波堤ドームまで行ってみた。樺太の大泊(現ユルサコフ)へ
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用途の広いモニター画面

2011.12.03

右の肘掛を開けると、何やら重そうな機器が詰まっている。「指をはさまないように」との注意書きもあるので、慎重に取りだすと、モニター画面だった。これの使い方は、前の座席の背のラックにあったパンフレットに書いてある。それを読みながらスイッチを入れると、明るくなってメニュー画面が出てきた。メニューは「車内販売」「ゲーム」「放送」「ビデオ・音楽案内」の四つがある。とりあえず、BGMでも聞こうかなと思ったが、
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新規採用でないと格安エアラインは成り立たない

2011.12.03

たとえば日本に向かう便で、海苔で巻いた寿司を機内食に加えたとする。日本人は喜ぶかもしれないが、日本食に詳しくない人は、海苔をはがして食べたりする。どうすればすべての乗客に喜んでもらえるのか……世界のなかで日系航空会社のスタッフは努力を重ねてきたのだ。それは高コスト体質を守るためには必要なことだった。日本経済が好調だった時代はそれでよかった。しかし出口のない不況が日本を覆いはじめると、高い運賃の日系
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